どんな感染対策をしている?

どのような対策を行っても、感染のリスクがゼロになるわけではありません。複数の対策を重ねて講じることで、リスクをより「ゼロに近づける」ことが重要となります。

本稿では、「1.感染しにくい環境づくり」対策の具体的な内容をご紹介します。

1.感染しにくい環境づくり

出入口での水際対策

ハートライフ病院では、正面玄関以外を閉鎖したうえで次の対策をとっています。

入館者トリアージ

入口に職員を配置し、体調確認や入館目的の確認を行っています。また、発熱症状がある方を別ルートに誘導することで、他の方との接触を回避しています。

地域の感染状況に応じて面会制限、面会禁止、入館制限の順で制限を実施していますのでご協力をお願いします。

入館できない方
  1. 発熱症状がある方
  2. 2週間以内の県外・海外渡航歴がある方
  3. 新型コロナウイルス感染症陽性の方と濃厚接触があると認定されている方
入館できる方
  1. 受診予約がある方
  2. 救急・予約なしで受診の方(入館前に問診します)
  3. 付添や説明のために病院から連絡があり来院したご家族の方
  4. 入院患者さんへお届け物をもって来た方
  5. 必要と認められた事業者の方

マスク着用の徹底

すべての皆様に、入館時にマスク着用をお願いしています。マスク未着用では入館できません。マスクを忘れた場合は、入口で個売のマスクをご購入いただきます。

手指消毒の徹底

すべての皆様に、入館時の手指消毒をお願いしています。

入口・出口の専用化(一方通行)

正面玄関を2つのゾーンに分割して一方通行にすることで、人と人が近づきすぎないようにするとともに、入館時のチェックを徹底できる体制をとっています。

サーモカメラによる発熱者検知

入口にサーモカメラを設置し、発熱している方の検知を行っています。サーモカメラによる体温測定は参考値なので、発熱を検知した場合は、通常通りわきに挟む体温計で再度体温測定を行い、実際に発熱しているかを確認しています。

建物全体での対策

ソーシャルディスタンス確保

待合の座席については、1~2つ飛ばしで着席するよう表示を施しています。また、行列ができやすい総合受付や自動受付機、自動精算機付近では、足元に待ち位置を表示し間隔を保っていただくように対策を行っています。ご利用の皆様は意識して人との間隔を開けていただきますようお願いします。

全館各所で換気を実施

空調システムによる換気に加え、必要に応じて窓や扉を開放することで換気を行っています。

エレベーター内での会話自粛

エレベーターは構造上3密を避けることが難しいため、飛沫が飛ぶ恐れがある「会話」を控えていただいております。皆様のご協力をお願いいたします。

共有部分の定期消毒

自動受付機や自動精算機、公衆電話やATM、エレベーターなど、皆さんが手を触れて操作する場所は定期消毒を行っています。

対面での飛沫に対する多重対策

ハートライフ病院の各種受付カウンターでは、飛沫防止のためのスクリーンが設置されています。「利用者も職員もマスクをしているので不要では?」と思われるかもしてません。新型コロナウイルスは「飛沫感染」で広がります。実は、飛沫感染は口や鼻だけでなく目からも感染します。また、病院では「マスクの着用が不完全な方」がいるかもしれない前提で対応しています。マスクの着用と飛沫防止のスクリーンを組み合わせることで、感染リスクを下げる効果があります。

なお、スクリーン越しでなく患者さんと近くで接する職員については、フェイスシールドやゴーグルを着用して感染対策を行っています。
※感染対策基準に照らし、必要な職員が着用しています。全職員が着用するわけではありません。