理事長あいさつ

理事長 安里 哲好

理事長 安里 哲好

 時代や医療の改革を越えて、私達医療にたずさわる人に求められる本質的なものを、常に語りつづけてきた用に思えます。“人を愛することが医術である(ヒポクラテス)”、“医療は常に患者とある(ウィリアム・オスラー)”、“わたしたちは心と心を結ぶ信頼される医療をめざします(当院理念)”。この様に底流にある医の心のあり方を持ち続けて行きたいと思います。

 当院は保健と医療の領域を中心的に担い、介護・福祉施設との連携およびネットワークを密にし地域完結型医療を展開しています。保健活動は、人間ドックにおける疾病の早期発見・早期治療と地域における健康講話、外来での生活習慣病(メタボリック症候群)に対する食生活や生活様式のあり方についての指導を通じて予防活動を行っています。加えて、現在特定健診・特定保健指導センター(健康教育)及び糖尿病・メタボリック症候群を中心とするクリニックを計画中です。

 医療における診療レベルは中南部東海岸の地域医療支援病院として、プライマリケア・2次救急医療を行い、一部高度医療レベルに達しています。また、新しい医療計画における、急性心筋梗塞、脳卒中、糖尿病の専門・拠点病院も担っており、がん拠点病院をもめざしています。糖尿病センター、頭頸部腫瘍センターに加え、内視鏡的腹腔鏡手術を中心とする消化器病センターと血液疾患センター(無菌室6床)の設立を予定しています。 現在、開放病床(22床)を有し、診療所や施設との連携をスムーズに行う開放型病院で、平成15年に厚労相医師卒後研修指定病院、平成18年4月にDPC対象病院、平成19年5月に7:1看護を導入しており、平成20年3月には社会医療法人として認定されました。療養環境は快適で、深緑の山手を背に太平洋の大海原が眼下に広がり、朝の光が目にはえる素晴らしい景観です。病室300床のほとんどがゆったりとした個室で、21世紀に望まれる病室の先がけとも言える療養空間を備えています。

 研修教育のない、あるいは新しい息吹が注ぎ込まれない病院に発展や急性期医療の継続は困難です。今、病院機能分化のもとで、医療従事者の研修教育を進めながらも、医師卒後臨床研修、後期・専門研修にくわえさらに高いレベルでも対応できる環境を整えつつあります。