Ryuew-ZA ニュース 2021年8月号 実は20代から始まっていた?サルコペニア
- 2021.08.04
- Ryuew-ZAニュース
- Ryuew-ZAニュース
目次
実は20代から始まっていた?サルコペニア
以前よりも体重が増えた。お腹周りが気になる。その対処法として、極端に摂取カロリーを制限する方法や、特定のものばかりを食べるダイエット法などは、低栄養状態になり、体重とともに筋肉が落ちてしまい、サルコペニア(加齢に伴い、筋肉の量が減少していく現象)のリスクを高めます。サルコペニアは25~30歳頃から始まり、「生涯を通して進行」しますが、運動により筋力の向上、筋肉量の維持でサルコペニアの進行を抑えることが可能です。
体を動かすことを心がけ、「未来に迫りくるサルコぺニアを予防」しましょう。
男女65歳~74歳の全身の筋肉量の値
下半身
男性 34%
女性 33%
上半身
男性 10%
女性 9%
体幹(心筋を含む)
男性 56%
女性 58%
参考文献:日本人筋肉量の加齢による特徴
心筋をのぞくと全身の中で筋肉量が多いのは下半身!
※心筋とは心臓の収縮機能をつかさどっている筋肉
貯筋すべき4つの大事な筋肉
大腿四頭筋(ももの前)
人体で最も大きい筋肉の1つ。
主に膝を伸ばす際に働き、体を支え、動かす動作の中心的な役割を担う。
加齢によって衰えが進みやすい。
大殿筋(お尻の筋肉)
太ももの前の筋肉とともに体重を支え、歩く、立つなど歩行の基礎となる。
衰えると、足を後ろに振る働きが弱くなり歩行能力の低下に繋がる。
腸腰筋(足の付け根の筋肉)
背骨・骨盤と足の大腿骨をつなぐ筋肉。
衰えると、歩くスピードが遅くなる。
足が上がりにくくなることでつまずく原因にもなる。
腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)
歩くときにかかとを持ち上げる働き。
衰えると、歩行時の蹴るときの力が弱まる事で歩くのがだんだんと遅くなる。
これだけ簡単♪サルコペニア予防運動
<開始>椅子に座り、足の幅は椅子の幅にします。
- 座った状態で足踏みしましょう。
- 椅子座った状態から、お尻を少し椅子から持ち上げます。 その状態で下で3秒ほど止めたらゆっくり立ちましょう。
- 立った状態でかかとを上げ下げ その時にかかとを床に「ストン」と下ろす(骨の強化)
かりゆし会の採用情報
かりゆし会では新しい仲間を募集しています
ハートライフ病院・ハートライフクリニック・ハートライフ地域包括ケアセンターを運営する社会医療法人かりゆし会の医師・看護師・薬剤師等の求人・転職・採用・リクリート情報を掲載しています。
-
前の記事
Ryuew-ZA ニュース 2021年6月号 今より10分多く体を動かそう! 2021.08.06
-
次の記事
Ryuew-ZA ニュース 2021年12月号 健康2次被害を防ごう 2021.12.29