ASUNARO No.099

認知症について

増え続ける認知症 高齢化社会を反映してか、最近の新聞・ニュースでは認知症の話題に事欠きません。本邦では、認知症の方はすでに500万人を超え、その予備軍である軽度認知障害(認知機能はやや低下しているが日常生活機能に影響を与えるほどではない)の方は450万人と言われ、併せると65歳以上人口の3割くらいになり、その多さに驚かされます。団塊の世代の高齢化にともない、認知症の方は2025年には約700万人を […]

インフルエンザにうつらないうつさないために~正しい手洗いとマスクの着用~

文:ハートライフ病院感染対策管理室 感染管理認定看護師 城間 克也 例年であれば 11 月から 12 月頃にインフルエンザは流行し始めますが、今年、沖縄県で はまだ暑さが残る 9 月半ば頃から注意報レベルを大きく上回る患者数が報告されしました。 ご自身や身近な方がインフルエンザにかかってしまったという方もいるのではないでしょう か。そこで改めて、ご自身やご家族、学校や職場などでインフルエンザに「う […]

部署紹介リレーVol.10 外来

文:ハートライフ病院 外来師長 安谷屋 佳子 外来部門について 外来では様々な職種のスタッフ44人が日々、患者さんの診療・ケアにあたっています。 2017年に増築改修工事が行われ一部の診療科を除き東館(増築部分)に移転しました。1日の平均患者数は、東館が完成した年を皮切りに右肩上がりとなり、現在では500人前後の方が受診しています。1階から3階の一部が外来部門となっており、1階と2階では12の診療 […]

禁煙について

文:予防医学センター 保健師 山里 尚子 みなさんは年1回の人間ドックを受診されていますか?人間ドックは病気の早期発見やメタボリックシンドロームを含めた生活習慣病の予防を目的としていますが、まだまだメタボの方が多い現状があります。さらに、喫煙はメタボのリスクを高め、動脈硬化(血管が硬く詰まりやすい状態)を進めてしまいます。ぜひ人間ドック受診を機会に「禁煙」に取り組んでみませんか? 禁煙で得られる効 […]

焼き野菜と鮭のポン酢あん

監修:管理栄養士 高屋 美希 調理:調理師 吉岡 綾子 旬の食材は味と栄養価が格別!!寒い時期に採れる食材には体を温めてくれる働きがあります。特に冬野菜にはβ-カロテンとビタミンCが豊富なものが多く、免疫力を高め細胞を活性化してくれる働きがあり、寒さで風邪をひきやすいこの季節にぴったりな食材です。 材料 鮭 2枚(約30g) かぼちゃ 30g れんこん 20g さつま芋 30g なすび 1/2本 […]

病院(病棟)の役割について

文:医療ソーシャルワーカー 佐平 彩乃(さひら  あやの) ハートライフ病院は救急・重症の患者さんに対して専門的な医療を提供する「急性期病院」の役割を担っています。急性期病院の特徴は入院期間が短く、治療が終了すると退院や転院をすすめることがあります。今回は病院(病棟)ごとの役割について一部紹介します。 急性期病院 急性期とは、病気やケガをした時や抱えていた病気が悪化した時に、集中的な治療 […]

運動を行なうと血管の老化(動脈硬化)が抑えられる?

文 運動を行なうと血管の老化(動脈硬化)が抑えられる? 運動を行うと全身の筋肉へ酸素が必要になります。十分に血液を送るために血管が広がり、毛細血管も発達し、その結果血流がスムーズになり、血圧も下がっていきます。また、歩くことにより、ふくらはぎの 筋肉が血管を圧迫し、静脈の流れ(心臓へ血液を戻す)を助けてくれます。このように動く・歩く=「運動」により、加齢に伴う血管の老化を防ぐ事ができるので運動は効 […]

コザクリニック

コザクリニック コザクリニックは平成12年2月に、内科・神経内科・リハビリテーション科を診療科として開設しました。 在宅で療養されていらっしゃる神経難病の皆様への支援を大きな柱の一つとして医業しており、通院可能な神経難病の皆様のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の向上に少しでもお役にたてばと、現在、難病リハビリ、通所リハビリ、訪問リハビリ、外来リハビリ、訪問診療を行っています。当院では、パーキン […]

あすなろ99号からかりゆし会のお知らせです。

令和元年度救急医療功労者知事表彰を受賞しました 令和元年9月9日、沖縄県の救急医療に貢献したとして副院長の久場 良也 医師が令和元年度救急医療功労者知事表彰を受賞しました。 地域住民が健康で安心した生活を送れるよう消防・救急隊と病院との連携強化、救急救命士のレベル向上を目的とした病院実習等の活動が評価されての受賞となります。 また、副院長の久場は平成22年の総務大臣賞(救急功労者)も受賞しており、 […]