こんにちは。医療福祉相談室です。

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知っていますか?「ヤングケアラー」について

文:医療ソーシャルワーカー 高澤 信哉(たかざわ しんや) 1.ヤングケアラーとは 法令上の定義はありませんが、一般的には「本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを、日常的に行っている子ども(18歳未満)」とされています。具体的には以下の事を日常的にしている子どもが挙げられます。 令和2年度の厚生労働省の調査では、全国において中学校には46.6%、全日制高校には49.8%にヤングケア […]

令和4年(2022年)10月1日から75歳以上の方等で一定以上の所得がある方は医療費の窓口負担割合が2割になります

文:医療ソーシャルワーカー 川満 慎吾(かわみつ しんご) 見直しの背景  令和4年度以降、団塊の世代が75歳以上となり始め、医療費の増大が見込まれています。後期高齢者の医療費のうち、窓口負担を除いて約4割は現役世代の負担(支援金)となっており、今後も拡大していく見通しとなっています。 今回の窓口負担割合の見直しは、現役世代の負担を抑え、国民皆保険を未来につないでいくためのものです。 対象者 75 […]

地域の療養情報「おきなわがんサポートハンドブック」について

文:医療ソーシャルワーカー 西田 悠希子(にしだ ゆきこ) 「おきなわがんサポートハンドブック」は、沖縄県のがん患者さんとそのご家族に向けて、がんに関する正確な情報をわかりやすくお伝えするガイドブックです。納得して治療を受けていただくために治療開始前に知っておきたい情報や、相談窓口、県内の医療体制、地域の支え合いの場など、がんと向き合う方々をサポートする一冊です。 治療と療養の過程(ライフコース) […]

産後ケア事業について知っていますか?

文:医療ソーシャルワーカー 兼次 珠理(かねし じゅり) 産後ケア事業とは 「産後の体調がすぐれない」「授乳がうまくいかない」など、特に支援が必要なお母さんと赤ちゃんへ、からだとこころのケアや育児サポートを行う事業です。 対象者(1~3のすべてに該当する方) 産後1年未満のお母さんと赤ちゃんご家族等から産後の育児協力を得ることが難しい心身に不調がある、または育児不安が強い 事業の種類 施設に泊まる […]

知っていますか?生活保護制度

文:医療ソーシャルワーカー 佐平 彩乃(さひら あやの) 生活保護制度とは 生活していく上で、病気や高齢等で働けなくなり生活費や医療費に困ることがあります。生活保護はそういった状況に応じ、健康で文化的な最低限度の生活が送れるように、足りないところを補い、一日でも早く自分の力や他の方法で生活できるよう手助けをする制度です。 保護の種類 生活保護を受ける前に 生活保護は世帯単位(同一居住で同一生計)で […]

妊よう性温存療法に関する助成制度があります!

医療ソーシャルワーカー:川満 慎吾(かわみつ しんご) 妊よう性とは  「妊娠するための力」のことで、女性にも男性にも関わります。がん等の治療内容によっては、低下したり失われたりする場合があります。 沖縄県がん患者等妊よう性温存療法研究促進事業について (1)概 要 将来子どもを産み育てることを望む小児・思春期・若年成人のがん患者等が、希望を持って治療に取り組めるように、将来子どもを出産できる可能 […]

訪問看護について

医療ソーシャルワーカー:川満 慎吾(かわみつ しんご) 訪問看護とは 住み慣れた場所で安心して生活ができるよう、看護師が自宅や施設を訪問し本人のケアや家族のサポートを行なうサービスです。かかりつけの医師とも相談し、心身の健康状態や病状に対して必要な看護を行ないます。 訪問看護で対応できること 健康状態のチェック お薬の管理や指導 入浴介助や清拭などの身体の清潔 褥瘡管理や創処置 経管栄養や在宅酸素 […]

本人の意思を尊重した入退院支援連携について

医療ソーシャルワーカー:西田 悠希子(にしだ ゆきこ) 沖縄県では、ご本人・ご家族・病院関係者・介護関係者を対象に本人の意思を尊重した入退院支援と療養生活の実現を目指し、沖縄県における入退院支援連携に関する基本的な心得「ご本人・ご家族へのお願い」、「病院関係者の心得」、「介護関係者の心得」が策定されました。詳細については下記のQRコードより沖縄県のHPをご参照ください。ここでは入退院に関するご本人 […]

緩和ケアについてご存知ですか?

文:医療ソーシャルワーカー 德盛 宏賢(とくもり ひろたか) 緩和ケアとは、がんのご病気を抱えるご本人やそのご家族の身体や心などの様々なつらさを和らげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアのことです。 緩和ケアの1つとして、治療をおこなう中で病気の回復が見込めなくなったとき、または治療を希望しないとき、がんを治すことを目標にした治療(手術、薬物療法、放射線治療など)ではなく、ご本人 […]

市町村配食サービスについて

文:医療ソーシャルワーカー 兼次 珠理(かねし じゅり) 配食サービスとは?  調理が困難な方を対象に栄養バランスのとれたお弁当をお届けすることで、在宅での生活支援と、日々の安否確認を目的としています。お弁当は普通食だけではなく、減塩食や治療食、きざみ食やアチビー等市町村により対応メニューは異なります。 市町村 対象者 料金(1食) 回数 相談窓口 中城村 ・おおむね65歳以上の単身世帯・高齢者の […]