Ryuew-ZA ニュース 2021年3月号  「文明病」その2

Ryuew-ZA ニュース 2021年3月号  「文明病」その2

「文明病」その2

今回は「文明病」対処法です。文明病の正体は「炎症」と「不安」と前回お伝えしました (詳しくは 2 月号掲載) 。今回は対処法を紹介します。ポイントは、未来と現在の距離「進化と文明のミスマッチ」を縮めることです。

1.腸内環境を整える

発酵食品・食物繊維を取る!加工品は控える!の3拍子♪発酵食品は納豆、キムチ、味噌などです。食物繊維は水溶性の食物繊維が豊富なごぼう、寒天、海藻、きのこ類、オクラなどがおススメです。

2.運動する(動かす)

運動により体の状態や脳機能も良くなるし、細胞の炎症も減ります(筋・関節などは別)。意識的に体を動かす!
「世の中は進化するけど、体は退化しないように」

3.自然に触れる

意識して自然に触れようとすることが炎症を抑えるのにはとても有効です。緑豊かな公園などで深く深呼吸し、セロトニン(幸せ気分ホルモン)を分泌させリラックスしましょう♪

4.良好な人間関係

良好な人間関係を築けていることは健康効果が高いということが報告されています。また孤独は体調を悪くしたり、脳の機能を落としてしまいます。良好な人間関係を築く秘訣は「感謝」の気持ちを忘れないことが大切です。

5.よく眠る

睡眠不足・睡眠の質が悪いと体調すべてが崩れてしまいます。基本的に最低でも6時間。できれば78時間とるようにする。また1520分程度の昼寝は回復効果が高く、さらに日中によく日光を浴びたり、適度に体を動かすことも有効です。

6.デジタル禁止

スマホを触る時間を減らすことです。スマホの使用時間が長いと不安やストレスの回復がしにくくなると報告があり、原因は『脳にとって刺激が強すぎる』からです。その興奮状態では脳が休まらないのです(脳疲労)。夜何時からは触らないなど工夫して上手に付き合いましょう。

7.ストレスを減らす

ストレス軽減にはしっかりと「睡眠をとる」ことが1番効果的です。そこで適度に体を動かし、適度な疲労感により脳疲労もスッキリさせ、さらに運動による幸せホルモンを分泌します(2020年10月号参照)。痩せる目的ではなく「ストレスを減らす」目的で運動をおこなってみてください。

この7つを実践して不安・炎症を減らすことで、文明病を予防し、「最高の体調」に近づけると思います。

参考文献:最高の体調ACTIVE HEALTH 鈴木祐

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