Ryuew-ZAニュース 2019年10月号 体力テストの各項目について
- 2019.10.01
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10月に入り、早いもので今年も残すところ3カ月となりました。今月10月14日は「体育の日」となっております。そこで今回は、体力テストの目的や各種目の説明をしたいと思います。体力・運動能力調査の目的は「国民の体力・運動能力の現状を明らかにする事」だそうです。では早速、体力テストの各項目について説明していきます♪
握力(上肢筋力)
握力は個々の職業や運動種目に影響されます。65歳以上の方において握力は背筋力および脚筋力、または身体活動量などと関係があり、健康度の指標として用いられている。
握力アップさせるには♪
両手を前に伸ばして、グーパーグーパーと動かしてみましょう。回数は10回~20回を目安に行います。
長座体前屈(柔軟性)
体前屈測定は下肢の柔軟性を把握することを目的に行われます。特に下半身の後面の柔軟性が低いと腰痛や膝痛を引き起こしやすくなります。
柔軟性アップさせるには?
椅子に座って行う場合:椅子に浅く腰掛け、片足を伸ばして体を前に倒します。床に座って行う場合:片足を伸ばし、伸ばしている足の方にゆっくり体を倒します。
開眼or閉眼片脚立ち(静的バランス)
体のバランスを取る能力は加齢とともに低下します。グラグラする状態を吸収できる関節や筋の柔軟性、足の感覚、体幹支持筋力(体の中心を支える筋肉)なども関わっており、転倒予防にも重要な能力です。
バランス能力アップさせるには?
椅子を近くに置き、片足立ちにチャレンジしましょう!慣れて来たら、目を閉じて行います。(転倒注意)
30秒椅子立ち上がりテスト(下肢筋力)
最も重要な指標です。脚が弱くなる、衰えるという事は生活全般に影響を及ぼし、また、骨粗鬆症の診断で骨密度(骨の硬さ)も、脚筋力が高いほど、骨も硬く骨折しにくいことが分かっています。
下肢筋力アップさせるには
椅子からの立つ、座る動作の繰り返しがスクワットです。10~20回を目標に行いましょう。
公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット・文部科学省の新体力テストより
厳しい糖質制限は危険
厳しい糖質制限は死亡危険度を上げる!?
糖質を制限した食事では、食後に血糖が上がらないので、体は血糖だけでエネルギーをまかなう事が出来ません。そこで、脂肪酸(脂肪を分解して得られるもの)とケトン体(代替エネルギー)をエネルギーとして利用します。糖質を制限すればするほど、血液のケトン体濃度は上がります。健康な血液は弱アルカリ性ですが、厳しい糖質制限では血液は酸性に傾き、この事が死亡危険度を上げる一因になります。「厳しい糖質制限を長年続ければ死亡の危険度は上がる。ただし1食のみの緩やかな糖質制限では死亡危険度は上がらない」
知っておきたい糖質制限の知識 監修灰本元、加藤潔 参照
ヘアゴム運動★糖の取り込みの多い下半身の運動で食後高血糖予防♪
ももの前
- 椅子に座ってリューザバンドを4重にして足首あたりに引っ掛けます。
- その状態で膝を伸ばしてみましょう。
- これを10回繰り返します。 同じように反対も繰り返します。
お尻の外側
- リューザバンドを4重にして、肩幅に足を開きます。椅子があれば椅子の幅に合わせて立ちましょう。
- 脚の幅は変えずに重心を左右に移動させましょう。
- これを左右行ないます。 (回数10回程度)
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