2025年 新年のあいさつ

2025年 新年のあいさつ

社会医療法人かりゆし会 理事長の新年のあいさつ

社会医療法人かりゆし会 理事長 安里 哲好

明けましておめでとうございます。今年も皆さんにとって明るく健康で実り多い年でありますよう祈念します。2025年は乙(きのと)巳(み)の年で、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年になると考えられています。
右肩上がりに成長してきた医療法人36年間の歴史の中でも、昨年は最も厳しい1年でした。ポストコロナ、医療制度改革・診療報酬改定、人口動態における高齢化(中南部東海岸の人口推移は微増・微減と大きな変化は無いものの高齢化が進む)、地域の医療環境、医療法人内の医療の動向も加わり不安定な1年でした。しかし、職員が一体となり、次の時代に向けて大きく変化し発展していく年でもありました。
今年は真に、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展して行く」5年後を見据え、その出発の年にしたいものです。開設37年目の今年から3年後までに、医療の質を更に向上させ、40周年記念式典を迎えたいものです。地域における出前健康講話の推進、予防医学・早期発見の充実(5大がんの二次精査率100%)、大腸がん対策の推進と効率化、外科・外科系の充実、救急医療と脳神経外科の強化、法人内のDX推進等、課題が山積しています。地域に必要とされる医療法人として、職員ー同がスクラムを組んで進んでいきたいと思います。
私は24年間沖縄県医師会理事を務め、そのうち中部地区医師会長を2期4年、県医師会副会長を2期4年、県医師会長を4期8年務め、昨年6月を以って退任しました。任期中、中部医療圏の医療は、北部の医療は、或いは宮古・八重山の医療はと常に考えていました。その期間、新臨床研修医制度における3病院群の研修プログラムの検討、地域医療における指導医の育成、全国勤務医部会沖縄大会における働き方改革に繋がる「沖縄宣言」、離島診療所の医師確保や新型コロナウィルス感染症の対策、琉大医学部・病院移転、北部医療センター開設、県立清和病院統合の推進、県下脳卒中連携から地域医療IT連携(北部医療圏をITでつなぎ全県下に広げる)、働き盛り世代の健康づくり等の推進を積極的に進めて来ました。
今、公的任務を離れ原点に戻り、社会医療法人かりゆし会を通して地域社会(中南部東海岸)、ひいては県民にどのように貢献できるかについて思索中です。ひたすら「医療の質向上を求め」、医療の質向上が医療経営に寄与し、医療経営の安定化が翻って医療の質向上を支援する気持ちを持ち続けたいと思います。今、真に働き盛り世代である職員の健康をも保持・増進しながら、職員一同一丸となり、希望に満ちた近未来を創るための挑戦の1年でありたいと思います。

ハートライフ病院 院長の新年のあいさつ

ハートライフ病院 院長 西原 実

あけましておめでとうございます。
ハートライフ病院は開院37年目のお正月を迎えました。「わたしたちは心と心を結ぶ信頼される医療をめざします」という理念のもと、「笑顔で親切、ハートライフ病院」をキャッチフレーズに日々の診療に取り組んでおります。沖縄本島中南部東海岸における中核病院として、高度で質の高い、安全な医療を目指して、職員一丸となって頑張っております。
新型コロナが5類感染症としてインフルエンザと同等な扱いとなり、社会、経済活動が以前のような繁栄を取り戻しつつある状況ではありますが、高齢者や併存疾患の多い患者さんがいる病院では、来訪者にマスクの着用をお願いせざるを得ません。引き続きご協力をお願いいたします。
昨年はパリオリンピック・パラリンピックが開催され、日本人選手の活躍に一喜一憂しました。一方で琉球ゴールデンキングスは優勝を逃し、県民は残念な思いをしました。戻ってきた観客と共に喜び、共に泣くといった光景が見られるようになり、喜ばしい限りです。今年もこのような状況が続くことを願わずにはいられません。普通であることの素晴らしさを実感しております。
昨年スタートしたロボット支援手術(ダビンチ)は今年も強力に推し進めていきます。病院一丸となって、より高度で質の高い、安全な医療を追求していきます。本年もハートライフ病院をどうぞよろしくお願いいたします。

ハートライフクリニック 院長の新年のあいさつ

ハートライフクリニック 院長 山本 壽一

新年あけましておめでとうございます。本年も皆様の健康を支えるため、地域に根ざしたクリニックとして、更なる努力を続けてまいります。
昨年も多くの挑戦がありましたが、地域の皆様と共に歩む中で、多くの成果を得ることができました。今年は特に、地域全体の健康促進活動に注力してまいります。これには、慢性疾患である糖尿病や高血圧症、動脈硬化やメタボ関連疾患、喘息や喫煙関連の呼吸器疾患、県民の宝である子供の急性疾患の診療と予防接種です。昨年から保険診療の改定があり生活習慣病への指導が強化されました。沖縄県において肥満やメタボリックシンドロームは特に注目される疾患で、重要な保険診療の改定と言えます。当クリニックでは、これらの問題に対処するための検査や専門の栄養士、健康運動指導士と看護師による指導、医師の診察指導など具体的なプログラムを用意しています。定期的な受診により地域住民の皆様が健康的なライフスタイルを実践できるようサポートしてまいります。糖尿病の患者会でのウォーキングイベントや健康セミナー、WEBでの勉強会などを開催しています。
また、クリニック併設のヘルシーカフェohana (オハナ)、運動施設Ryuew-ZA(リューザ)も診療部門と同じコンセプトで皆様の健康維持・増進に貢献いたします。これらの活動を通じて、地域の皆様が健康で充実した生活を送れるよう、スタッフ一同全力を尽くしてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

西平医院 院長の新年のあいさつ

西平医院 院長 西平 守樹

あけましておめでとうございます。巳年の今年は、その姿から再成復活又は巳を実とかけて実を結ぶ年といわれています。
昨年から、かりゆし会の仲間に入れて頂き、新たな年を迎えています。かりゆし会も以前からそうであった様に、西平医院の考え方も以前と変りなく、医療における主人公は患者さんだと考えて医療を続けています。あくまでも医者の為でなく、看護師を含む多くの医療従事者が、全ての力を患者さんの為につくすというのは今でも同じです。どんな時もどんな場面でも患者さんが困らない様にどうすれば良いか、その事を念頭に医療に力を注ぎます。西平医院は玄関において次のように誓っています。
当院のモットー
愛する父母を看(診)るように
 愛おしい我が子を看るように
  愛する我妻を看るように
   愛おしい恋人を看るように
    貴方を看たい
細かい表現は少し異なっているかもしれませんが、わたし達が患者さんには可能な限り幸を与えなければいけない人々です。今年も同じ思いを保ちつつ、皆さんを診(看)る事ができれば、我々スタッフ一同皆幸せです。

ハートライフ地域包括ケアセンター センター長のあいさつ

ハートライフ地域包括ケアセンター センター長 宮平 典子

新年明けましておめでとうございます。皆様が健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は当ケアセンターをご利用いただいた皆様、ご家族様、そして地域の皆様から多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
コロナ禍から4年が経過し、当センターも2024年11月末より面会時の入館を再開し、通常の運営に戻ることができました(本稿執筆時)。これもひとえに皆様のご理解とご協力のお陰です。
2024年は元旦に石川県で発生した「能登半島地震」から始まりました。テレビで流れるニュースの緊迫した状況に胸を痛めながら、「災害に備える」重要性をより強く認識した一年でした。
また、本年は「2025年問題」に関連する医療・介護・福祉分野の課題が注目されています。物価高や人件費の高騰が予測される中、当センターは「地域に寄り添い支える医療・介護の提供」を念頭に尽力していく所存でございます。
2025年の干支である乙巳(蛇)は、脱皮を繰り返すことから「再生や発展の象徴」とされ、また金運や財運のシンボルとも言われます。この特別な年が皆様にとって良い変化と成長をもたらすことを願いつつ、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も入居者様、ご家族の皆様、多くの関係者の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

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