健康づくりは元気な口元から!
- 2024.01.25
- ASUNARO No.116
- 人間ドック通信
かかりつけの歯科医院はお持ちですか?歯や口の健康管理は全身の健康に繋がっています。よく噛んで美味しく食事を摂ることで食べ過ぎ防止や脳の活性化、消化管の負担軽減に繋がります。また歯や口は会話や表情などのコミュニケーションをとるためにも大きな役割を担っています。
よく噛めない、よく噛まないとどうなるの?
歯の欠損やかみ合わせが悪い、歯周病があるなど、噛みにくい状態が続くと食事バランスが乱れます。食べやすく柔らかいものを好むようになり、肉などのかたく食べにくい物や、野菜やきのこなど食物繊維を豊富に含む食材を避けるようになります。改善するためには歯科での治療が大切です。
よく噛まないことで早食いになりますが、早食いをすると満腹を感じる前に食べ過ぎてしまう傾向があります。よく噛むことの目安はひと口で30回以上です。飲みこもうと思ったらあと10回噛むように心がけてみてください。
歯周病と糖尿病の関係
糖尿病になると歯肉の毛細血管の血流が悪くなるため免疫力が低下し、歯周病が悪化しやすい環境になります。逆に歯周病が重症化すると、TNF-αという物質が歯肉の毛細血管から全身の血流をまわり、インスリンの働きを落とすため糖尿病が悪化することも分かってきました。糖尿病を悪化させないためにも正しく歯科治療を受けることが大切です(下図)。
セルフケアでは歯ブラシ以外のツール活用を
歯ブラシだけで歯を磨いても実は60%程度の歯垢(しこう)しか取れないと言われています。フロスや歯間ブラシ、ポイントで磨けるワンタフト(ポイント・チップ)ブラシなどを活用して、丁寧なケアを取り入れてみてくださいね。
毎日のセルフケアとともに、定期的に歯科でのプロフェッショナルケアを受けて、毎日を笑顔で健康に過ごしましょう!
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