タスクシェアでチーム力UP

タスクシェアでチーム力UP

文 看護部長 古波倉 美登利(こはぐら みどり)

 様々な職種や職場で働き方改革が謳われており、タスクシフト・タスクシェアが進められています。そのような取り組みの一つとして、内視鏡センターでは昨年から臨床工学技士が加わりタスクシェアが進められています。
 内視鏡センターでは、検査や治療に必要な医療機器や処置具が数多くあり、これまでは、看護師が取扱説明書を熟知し、更にメーカーからサポートをもらいながら機器管理を行っていました。看護師は業務上の使命感で全力投球で頑張っていますが、得意分野ではありませんでした。そこへ医療機器を取り扱うエキスパート・臨床工学技士がチームに加わる事でうまくタスクシェアを実現し、臨床工学技士にとって活躍の場が広がった印象です。今では看護師とペアになり業務分担を明確にしながら検査や治療の場でも大活躍です。医師や看護師、臨床工学技士と専門領域を明確にしながら質の高い医療の提供を実践し内視鏡センターのチーム力もUPしています。
 現在2人の臨床工学技士が活躍中ですが、今後3人へ増員し更なるタスクシェアの実践を目指しており、今後の活躍にも期待をしています。

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