救急医療と災害医療

文：救急外来師長代行　兼本　愛美（かねもと　あいみ）

ハートライフ病院救急外来の体制

当院の救急車受け入れは年間約3,400台で、救急を担当する医師２名を中心に、全診療科の協力のもと安全な医療が提供できるように努めています。看護師は24名在籍し、高齢化が進行する社会のニーズに応えるため、各分野の高い専門知識や技術とともに、広い視野・協調性をもって患者さんやそのご家族に対応できるように心がけています。

攻めの医療

『攻めの医療』として「12誘導心電図・画像伝送システム」、「ドクターカー」を導入しています。救急現場にいち早く医療チームが介入することで早期診断・治療につながります。救急現場で活動する消防の皆さんと良好な関係を築き、地域医療に貢献しています。

災害医療

当院は地域災害拠点病院に認定されています。地域災害拠点病院とは、災害派遣医療チーム（DMAT）の派遣を行う機能を備えた病院で、都道府県知事が指定する病院です。
当院は2014年9月にDMAT指定医療機関の認定を受け、熊本地震、熊本豪雨災害へ派遣され、被災地支援活動を行ってきました。
今後も地域の皆さんが安心して安全に生活するためのセーフティネットの一つとして、救急医療・災害医療を提供できるように努めていきたいと思います。

かりゆし会の採用情報

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