脳活(Ryuew-ZA ニュース 2023年8月)

脳活(Ryuew-ZA ニュース 2023年8月)

 脳を使うことにより神経が活発に働くと酸素が消費されるため、それを補うために脳の血流量が
増えます。そして、脳のネットワークの中から情報伝達の効率よいルートを取捨選択し強固にすることで、記憶力や集中力など、本来脳が得意とする能力を発揮できるのです。さぁ皆さん、脳活を始めましょう!

脳を活性化させよう!【運動】

「歩く」ことはやっぱりイイ!10分から始めましょう!ウォーキングは、筋肉から「イリシン」というホルモン
を分泌させ、脳に運ばれるとBDNFの分泌を促します。BDNFは神経細胞の保護やシナプスの生まれ
変わりを助ける働きをしていますが、加齢により低下します。

「バランス」をとるのって凄い!

図のように、様々な機能が神経回路を介してバランスをとります。

ゆんたくをしよう【会話】

コミュニケーションは脳の広範囲が連携しており、とても複雑で高度な行動です。
①相手が発した言葉の処理➡側頭葉(聞く)
②相手が話している表情などの処理➡後頭葉(見て感じる)
③相手の言葉や様子など、大脳皮質に伝える➡視床(考える)
④相手の言葉の意味を理解➡側頭葉(考える)
⑤それを踏まえて、自分が言葉を発する➡前頭葉(話す)
⑥言葉を話すためには、声帯や口を動かす➡前頭葉や小脳(話す)
「ゆんたく」がない生活は、一連の刺激が減り、脳の機能が衰えていきます。

「脳は使って!臓器は労わる!」
神経細胞の数を維持して、長年使っている臓器は労わりましょう!

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