日頃どれくらい筋力出しているの?
- 2026.05.07
- ASUNARO No.125
- Ryuew-ZAニュース, お手軽エクササイズ
文:理学療法士 長嶺 敦司(ながみね あつし)
皆さん、定期的に外を歩いていますか。屋内での移動が中心の人は、気づかないうちに歩行能力が
低下しているかもしれません。家事などの生活動作が目的の「生活歩行」に対し、「屋外歩行」は歩く
こと自体が目的で運動効果も高まります。「生活歩行」と「屋外歩行」その役割の違いを知ることが、
健康づくりの第一歩です。
屋外歩行と生活歩行の違い
| 項目 | 屋外歩行 | 生活歩行 |
|---|---|---|
| 歩幅 | 目的地への「移動距離」があるため、大きくなりやすい | 室内履きや裸足での移動が多く、狭くなりやすい |
| 歩行速度 | 通勤や移動など目的があり、周囲の流れもあるため速くなりやすい | 急ぐ必要が少なく、ゆっくりになりがち |
| 足元への意識 | 坂道や凸凹、障害物などに対応する必要がある | 床は平らなため、足元への意識は少ない |
| バランス | 段差や障害物に対応するため、足関節・股関節を多く使う | 手すりや家具などの支えがあり、最小限のバランスで済む |
| 注意分散 | 周囲(人・車・自転車など)の動きに注意が必要。環境を予測する力も重要 | 家の中の用事などに注意が向きやすい |
| エネルギー消費 | 移動距離が長く、全身運動となるため多い | 移動距離が短く、省エネ歩行になりやすいため少ない |
| 身体能力 | 歩幅を大きく取ることで体幹や下肢筋力、下半身の関節可動域が向上。継続して歩くことで心肺機能(体力)も向上 | 歩幅が小さく、連続歩行が少ないため、筋力や 心肺機能、関節可動域は向上しない |
室内(家の中)での移動だけでも生活はできるため、気づかないうちに筋力や体力が低下し、歩く力の衰えに気づきにくくなります。
さあ、まずは近くのコンビニまで。5分間の外歩きから始めてみませんか。
今日の一歩が、未来の健康をつくります。チャレンジ!屋外歩行!

歩行老化チェック
歩行老化の7つのサイン

①背中が丸まってきた
②膝が曲がり、腰も丸くなってきた
③両足の横幅が広くなってきた
④小股になり、早歩きがぎこちない
⑤よくつまづく
⑥長く歩くのがしんどい
⑦ふらついたり、転びそうになる
簡単!歩幅チェック
横断歩道でチェック!

横断歩道の白線をまたぎながら
歩けるか、チャレンジ!
できたらOK!
またげなくなったら要注意です。
余裕がある方は、さらに大股で
歩くように意識しましょう!
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