日頃どれくらい筋力出しているの?

日頃どれくらい筋力出しているの?

文:理学療法士 長嶺 敦司(ながみね あつし)

皆さん、定期的に外を歩いていますか。屋内での移動が中心の人は、気づかないうちに歩行能力が
低下しているかもしれません。家事などの生活動作が目的の「生活歩行」に対し、「屋外歩行」は歩く
こと自体が目的で運動効果も高まります。「生活歩行」と「屋外歩行」その役割の違いを知ることが、
健康づくりの第一歩です。

屋外歩行と生活歩行の違い

項目屋外歩行生活歩行
歩幅目的地への「移動距離」があるため、大きくなりやすい室内履きや裸足での移動が多く、狭くなりやすい
歩行速度通勤や移動など目的があり、周囲の流れもあるため速くなりやすい急ぐ必要が少なく、ゆっくりになりがち
足元への意識坂道や凸凹、障害物などに対応する必要がある床は平らなため、足元への意識は少ない
バランス段差や障害物に対応するため、足関節・股関節を多く使う手すりや家具などの支えがあり、最小限のバランスで済む
注意分散周囲(人・車・自転車など)の動きに注意が必要。環境を予測する力も重要家の中の用事などに注意が向きやすい
エネルギー消費移動距離が長く、全身運動となるため多い移動距離が短く、省エネ歩行になりやすいため少ない
身体能力歩幅を大きく取ることで体幹や下肢筋力、下半身の関節可動域が向上。継続して歩くことで心肺機能(体力)も向上歩幅が小さく、連続歩行が少ないため、筋力や
心肺機能、関節可動域は向上しない

室内(家の中)での移動だけでも生活はできるため、気づかないうちに筋力や体力が低下し、歩く力の衰えに気づきにくくなります。
さあ、まずは近くのコンビニまで。5分間の外歩きから始めてみませんか。
今日の一歩が、未来の健康をつくります。チャレンジ!屋外歩行!

歩行老化チェック

歩行老化の7つのサイン

①背中が丸まってきた
②膝が曲がり、腰も丸くなってきた
③両足の横幅が広くなってきた
④小股になり、早歩きがぎこちない
⑤よくつまづく
⑥長く歩くのがしんどい
⑦ふらついたり、転びそうになる

簡単!歩幅チェック

横断歩道でチェック!

横断歩道の白線をまたぎながら
歩けるか、チャレンジ!
できたらOK!
またげなくなったら要注意です。
余裕がある方は、さらに大股で
歩くように意識しましょう!

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