ひきこもり支援について

ひきこもり支援について

文:医療ソーシャルワーカー 銘苅 克徳(めかる かつのり)

 最近、新聞やニュースなどで目や耳にすることの多くなった「ひきこもり」という言葉。
「他人に話せない。」「社会から孤立している。」「相談先がわからない。」と悩んでいる方々、この記事を参考に、まずは相談先へご相談ください。

「ひきこもり」とは

「ひきこもり」とは病名や診断名ではありません。6か月以上、自宅内(場合によっては自室内)にこもって、他者とかかわりなく過ごしている状況の方は、「ひきこもり」状態の方と言えます。ひきこもり状態になるきっかけは、就学期におけるいじめや受験の失敗による「不登校」、就職活動がうまくいかないことからの「未就労」、病気や精神疾患などからの「離職」など、そのきっかけは様々です。

ひきこもりに対する支援

 ・相談支援(本人・家族からの電話または来所等による相談、訪問支援)
 ・居場所づくり
 ・地域のネットワークづくり
 ・当事者会、家族会や住民向け講演会、研修会などの開催
これらが主に自治体の主体によって行なわれています。

主な相談先

沖縄県立総合精神保健福祉センター内に設置されている「沖縄県ひきこもり専門支援センター」や各市町村に設置の「引きこもりに関する相談窓口」、民間の支援団体・自助組織(当事者会・家族会等)、学校のスクールカウンセラー、通院中・入院中の医療機関、お住まいの地区の地域包括支援センターなどへご相談ください。

ご相談方法や内容など、詳しくは当院1階15番窓口の患者総合支援センター医療福祉相談室までお気軽にご相談下さい。

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