ハートライフ病院小児科からのお知らせ 卵アレルギー予防のための調査にご協力ください
- 2024.08.20
- ASUNARO No.118
- その他

生後早期からの湿疹は、食物アレルギーのリスクです。近年日本で行われた研究で、アトピー性皮膚炎の乳児では約40%が卵アレルギーを発症すると報告されています※1。また、卵の食べ始めが遅いと卵アレルギーが発症しやすく、生後6か月頃には食べ始めるよう推奨されています※2。一方で湿疹のある乳児では、生後3か月から卵のタンパク質を与えた方が卵アレルギーを予防できるという報告もあります※3。しかし、卵のタンパク質を与えるのに適切な開始時期や与える頻度については、まだハッキリわかっていません。ハートライフ病院小児科では、生後4か月から微量の卵成分を摂取し卵アレルギーを予防できるか調査しています。卵アレルギーを予防するために、調査へのご協力を宜しくお願いします。

調査にご協力いただける方は、当院の小児科主治医または小児科職員までお申し出ください。
対象 当院で出産した赤ちゃん(1ヶ月健診時より開始いたします。)
参加は自由です!途中でやめるのも自由です!「子どものアレルギーが心配」、「湿疹、アトピーが心配」、「身長体重を毎月確認したい」、「予防接種を遅れず受けたい」、どんな理由でも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。
※1 PETIT試験2017,PACI試験2023 ※2 食物アレルギー診療ガイドライン2021,授乳・離乳の支援ガイド2019 ※3 Nishimuraらの報告2022
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