看護部便り

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タスクシェアでチーム力UP

文 看護部長 古波倉 美登利(こはぐら みどり)  様々な職種や職場で働き方改革が謳われており、タスクシフト・タスクシェアが進められています。そのような取り組みの一つとして、内視鏡センターでは昨年から臨床工学技士が加わりタスクシェアが進められています。 内視鏡センターでは、検査や治療に必要な医療機器や処置具が数多くあり、これまでは、看護師が取扱説明書を熟知し、更にメーカーからサポートをもらいながら […]

患者家族と医療者をつなぐ「入院時重症患者対応メディエーター」

 入院時重症患者対応メディエーター(以下、メディエーター)の業務は、重症患者とその家族の意思決定を支援し、重症患者診療をサポートすることです。 突然の病気や事故により、重篤な状態に至り救急搬送された際、患者家族はパニックに陥り状況理解ができない事が多く見受けられます。そのような切迫した中で、治療方針の決定を含む重要な決定を求められることになります。 メディエーターは治療に直接関わらないスタッフが担 […]

2023年度 新人看護師が入職しました!

うりずんの季節と共に、今年度も新人看護師26名、看護補助者3名が入職しました。 「わたくしたちは患者さんの信頼に応え 感性豊かな心ふれあう看護を提供いたします」を看護部の理念に掲げ、ハートライフ病院では新人看護師に入職から約2週間の研修を行っています。研修では、師長・主任・経験豊かな先輩看護師の指導のもと、看護における知識・技術を習得します。 配属となった部署においては、先輩看護師がマンツーマンで […]

WLBを大切にやりがいをもって働くことを目指そう!

文 看護部長 古波倉 美登利(こはぐら みどり)  人生100年時代といわれ、タスクシフティングや働き方改革などこれまでとは違う職場環境が求められる時代です。そしてコロナ禍で大変な時期を経験した私達看護師だからこそ、改めてより良い職場環境づくりに目を向け、「WLB(ワークライフバランス)を大切にやりがいをもって働くことを目指そう!」と奮起しています。 NO残業DAY その取り組みの一つとして、各部 […]

救急医療と災害医療

文:救急外来師長代行 兼本 愛美(かねもと あいみ) ハートライフ病院救急外来の体制 当院の救急車受け入れは年間約3,400台で、救急を担当する医師2名を中心に、全診療科の協力のもと安全な医療が提供できるように努めています。看護師は24名在籍し、高齢化が進行する社会のニーズに応えるため、各分野の高い専門知識や技術とともに、広い視野・協調性をもって患者さんやそのご家族に対応できるように心がけています […]

入退院支援室の役割

文:入退院支援室 師長 屋宜 鮎美(やぎ あゆみ) 入退院支援室の役割は、患者さんが安心して入院決定から退院後までの療養生活を送れるよう支援することです。入院前から医師・外来看護師・入退院支援室看護師・薬剤師・栄養士・歯科衛生士などの多職種が関わり、患者さん、ご家族への支援をいたします。 入院支援 入院当日の予定や検査・手術に必要な持ち物の説明・療養に必要な情報の確認 看護師が、入院当日の予定(来 […]

看護補助者の教育体制

監修:看護補助者業務コーディネーター師長 喜屋武 香織(きゃん かおり)  医療従事者の働き方改革の重要性が叫ばれる昨今、看護師業務の補助を行う看護補助者についてご存知でしょうか?多忙を極める看護師の補助として、主に看護師の指示のもと入浴介助・メッセンジャー業務・リハビリや検査へ患者さんの送り迎えなどを行います。 ハートライフ病院では看護補助者の業務レベル向上と、通常パート勤務である看護補助者の正 […]

新人看護師のサポート体制

文:教育担当師長 比嘉 暢(ひが とおる)  春が訪れ、爽やかな風とともに看護部でも初々しい新人看護師を迎えます。 看護部では、夢や希望を抱きながら一歩をふみ出す新人看護師に対して、不安なく看護師としてのスタートを切ってもらうために、プリセプターシップを導入しています。 プリセプターシップとは、新人看護師1人に対して経験豊かな先輩看護師(プリセプター)がマンツーマンでサポートするといった、厚生労働 […]

新年の挨拶

看護部長 古波倉 美登利(こはぐら みどり)   謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年は、新型コロナウイルス大流行の経験を通し、改めて看護職の使命を実感できると共に、地域のみなさまや患者さんとそのご家族の協力と支えに感謝した年でもありました。 看護部では「みんなで乗り越える」と言う方針のもと、それぞれの部署ができる事を割り当て、協力し合いながら過酷な日々を乗り越えてきました。その活力になったの […]

糖尿病看護認定看護師

糖尿病看護認定看護師としての思い 糖尿病は慢性疾患のため一生付き合っていく病気です。患者さん主体での生活習慣の見直しが治療のカギとなりますが、これまでの生活習慣を変えていくことは容易ではありません。糖尿病を抱え生活する患者さんとご家族が、糖尿病の治療である内服薬やインスリン注射、食事療法、運動療法を個々の日常生活の中に取り入れ、セルフケアができるように一緒に考えていきます。また、糖尿病を抱えながら […]