看護部便り

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外科系混合病棟として幅広い疾患に対応する4階病棟

文 4階病棟師長 安村 公均(やすむら まさなお)  4階病棟は外科・脳神経外科・耳鼻咽喉科、泌尿器科、歯科口腔外科からなる外科系の混合病棟です。 手術が必要な患者さんや術後の患者さん、がん患者さんの治療など、多種多様な疾患を抱え、治療を必要とする方を対象としています。混合病棟であるため、幅広い分野の疾患に対応することが求められ、勉強会を通じて知識を共有し、チームで質の高い看護を実践していくことを […]

5階病棟と鼠径ヘルニア手術の紹介

文 5階病棟師長 大城 祥子(おおしろ しょうこ)  当院の5階病棟は、小児科と消化器内科の混合病棟として、多職種が連携しながら質の高い医療を提供しています。その中でも、小児科で行われている小児鼠径(そけい)ヘルニア手術(LPEC法)は、地域でも限られた医療機関でしか対応していない貴重な取り組みです。今回は、そのLPEC法についてご紹介します。 LPEC法(腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術)は、細い腹腔 […]

乳がん看護認定看護師が2名誕生しました!

文責 看護部長 安谷屋 佳子(あだにや けいこ)  厚生労働省の統計によると、2020年度における全国のがん患者を部位別に見ると、女性では乳がんが最も多く年々増加傾向にあります。医療の進歩に伴い高度な医療機器が導入され、最新の治療が提供されるようになるとともに、看護の分野でも専門性の高い看護師が求められるようになりました。その一つが「認定看護師」と呼ばれる専門資格を持つ看護師です。乳がん看護に関し […]

手術支援ロボットを用いた手術について

文 手術室師長 東恩納 小百合(ひがしおんな さゆり)  2024年8月 から当院では手術支援ロボット「Da Vinci Xi」を用いた手術が行われています。手術支援ロボットを用いた保険適応手術が拡大したこともあり、もはや「夢の手術」ではなく一般的な手術になっています。その手術を行うにあたり、当院ではチーム(医師、看護師、臨床工学技士)で取り組んでいます。当初は見たこともないロボットがどのように手 […]

看護師特定行為研修センター

文 救急外来師長 兼本 愛美(かねもと あいみ) 特定行為とは ハートライフ病院では厚生労働省からの指定を得て、2023年4月1日に看護師特定行為研修センターを開設しました。看護師の特定行為とは、高度な知識と技術を研修機関で学び、修了認定を受けた看護師だけが、手順書をもとに行える医療行為(診療の補助)のことです。特定行為研修で医学的知識・技術を強化した上で、病態の変化や疾患、患者の背景等を包括的に […]

看護部長就任のご挨拶

文 看護部長 安谷屋 佳子(あだにや けいこ) 外来勤務で感じた患者さんに求められる医療 法人看護統括部長に就任した古波倉前看護部長に代わり、2024年4月よりハートライフ病院の看護部長に就任しました安谷屋 佳子と申します。ハートライフ病院には平成20年に入職し今年で17年目を迎えます。そのうち12年間は子育てしながら外来で勤務をしてまいりました。平成27年に超高齢化社会に対応するために在宅医療の […]

タスクシェアでチーム力UP

文 看護部長 古波倉 美登利(こはぐら みどり)  様々な職種や職場で働き方改革が謳われており、タスクシフト・タスクシェアが進められています。そのような取り組みの一つとして、内視鏡センターでは昨年から臨床工学技士が加わりタスクシェアが進められています。 内視鏡センターでは、検査や治療に必要な医療機器や処置具が数多くあり、これまでは、看護師が取扱説明書を熟知し、更にメーカーからサポートをもらいながら […]

患者家族と医療者をつなぐ「入院時重症患者対応メディエーター」

 入院時重症患者対応メディエーター(以下、メディエーター)の業務は、重症患者とその家族の意思決定を支援し、重症患者診療をサポートすることです。 突然の病気や事故により、重篤な状態に至り救急搬送された際、患者家族はパニックに陥り状況理解ができない事が多く見受けられます。そのような切迫した中で、治療方針の決定を含む重要な決定を求められることになります。 メディエーターは治療に直接関わらないスタッフが担 […]

2023年度 新人看護師が入職しました!

うりずんの季節と共に、今年度も新人看護師26名、看護補助者3名が入職しました。 「わたくしたちは患者さんの信頼に応え 感性豊かな心ふれあう看護を提供いたします」を看護部の理念に掲げ、ハートライフ病院では新人看護師に入職から約2週間の研修を行っています。研修では、師長・主任・経験豊かな先輩看護師の指導のもと、看護における知識・技術を習得します。 配属となった部署においては、先輩看護師がマンツーマンで […]

WLBを大切にやりがいをもって働くことを目指そう!

文 看護部長 古波倉 美登利(こはぐら みどり)  人生100年時代といわれ、タスクシフティングや働き方改革などこれまでとは違う職場環境が求められる時代です。そしてコロナ禍で大変な時期を経験した私達看護師だからこそ、改めてより良い職場環境づくりに目を向け、「WLB(ワークライフバランス)を大切にやりがいをもって働くことを目指そう!」と奮起しています。 NO残業DAY その取り組みの一つとして、各部 […]

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