Ryuew-ZA ニュース 2025年8月号 熱中症
- 2025.08.01
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7月・8月は熱中症による救急搬送が急増する季節です。
令和6年度の全国における熱中症の救急搬送者数は97,578人となり、総務省の調査した平成20年度以降で最も多い搬送人数となりました。
沖縄県でも、令和6年度(6月~9月)の熱中症による救急搬送者数は1,393人と、年々増加傾向の結果となっています。

熱中症による救急搬送の約6割が65歳以上の高齢者となり、主に住居(敷地内全域)で発生しております。
65歳以上の方は特に注意!
①体内の水分量が少ない
②暑さに対する感覚が低下
③のどの渇きを感じる感覚が低下
④暑さに対する身体の機能が低下
⑤トイレに行くことへの不安による影響
など、様々な要因が65歳以上の熱中症の増加と考えられます。

熱中症から身を守る行動
確認

天気予報で、毎日の気温や暑さ指数の数値を事前に確認することで、熱中症の予防が行いやすくなります。
補給

積極的に水分と塩分補給を行いましょう。
1日に500mlのペットボトル4本を目安にしてみましょう。
工夫

エアコンを使用して室温をコントロールしましょう。室外では直射日光を避け、熱中症のリスクを回避しましょう。
熱中症にかかってしまったら
軽症

対処
・冷えた水分と塩分の補給
・涼しい場所へ移動
・安静にする
中程度

対処
・冷えた水分と塩分の補給
・涼しい場所へ移動
・安静にする
・衣服を緩めて体を冷やす
・水分補給が困難な場合は、医療機関を受診する
重症

対処
すぐに救急車を呼ぶ!
待ってる間に
・冷えた水分と塩分の補給
・涼しい場所へ移動
・安静にする
・衣服を緩めて体を冷やす
夏にも多い脳梗塞に注意
夏にも脳梗塞が起こりやすい理由としてあげられるのが、脱水による体内の水分不足です。
特に日本人に多いラクナ梗塞とアテローム血栓性脳梗塞は、脱水との関係が比較的強いと考えられています。
国立循環器病研究センターHPより
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