乳がん検診を受けよう
- 2019.01.01
- ASUNARO No.096
- 人間ドック通信

国立がん研究センターによると日本人女性の乳がん患者は急増しており、2011年には8万人を超えています。女性が一生の間に乳がんになる確率は11人に1人とされており、30代から増加し始め、40歳台後半と60歳台前半にピークを示しています。
以下にあてはまる方は注意しましょう。
●初潮が早い(11歳以下) ●閉経が遅い(55歳以上) ●家族(祖母・母・姉妹)に乳がんにかかった人がいる ●初産が30歳以上 ●出産経験がない ●閉経後の肥満
マンモグラフィ検査と乳腺エコー検査の違い
マンモグラフィ検査
特徴:乳がんに関係している事がある石灰化を写し出すことができます。撮影法が定められており過去の画像と比較しやすい利点があります。また、乳房が大きく深部まで超音波が届かない方や閉経後で乳腺が萎縮し、乳房の多くが脂肪に置き換わっている方に適しています。
欠点:検査には痛みを伴います。年齢・乳腺量の個人差により病変が見つけにくいことがあります。また、妊娠中やその疑いがある時は受けられません。
乳腺エコー検査
特徴:放射線の被ばくは無く、妊娠中も検査を受けることができます。手に触れない小さなしこりを見つけ出すことができ、痛みはほぼありません。40歳未満の方や閉経前で乳腺組織の多い方に適しており、妊娠中の方でも安心して受けられます。
欠点:石灰化の発見は難しく、がん以外の良性の所見も拾い上げすぎてしまう可能性があります。また、乳房が大きいと、超音波が深部まで届かず正しく診断できないことがあります。
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