在宅医療について
- 2023.10.30
- ASUNARO No.115
- こんにちは。医療福祉相談室です。

病気やケガなどで通院中、もしくは入院中の方で「通院に負担を感じる」「住み慣れた自宅で過ごしながら治療が受けたい」と思う方はいませんか?
今回は、通院や入院をせず、ご自宅などで医療が受けられる「在宅医療」についてご説明します。
在宅医療とは
ご自宅や一部の入居施設など普段生活されている場所で、病気の治療や健康管理・相談、血圧・脈拍測定、栄養状態の管理、リハビリテーション、服薬管理、入浴介助など、さまざまなサービスを受けることを言います。
医師による「訪問診療」だけでなく、看護師による「訪問看護」、薬剤師による「訪問薬剤管理」、理学療法士による「訪問リハビリテーション」などがあり、様々な職種の人たちが在宅医療に関わっています。
在宅医療をご利用できる方
- 病院への通院が困難な方
- 病気の治療や傷の手当、点滴注射などの医療的処置、在宅酸素やカテーテルなどの医療的管理が必要な方
- ガンの末期などで残された時間をご自宅で過ごしたい方
- ご自宅で最期を迎えたい方 など
かかる費用
在宅医療は、医療保険や介護保険などの保険を利用して受けることが出来ます。原則1~3割が自己負担となりますが、ご加入の医療保険の種類や所得、年齢などにより異なります。
主な相談先
通院中・入院中の医療機関、担当のケアマネージャー、地域包括支援センター、お近くの訪問診療を実施する診療所や訪問看護ステーションなどへご相談ください。
文:医療ソーシャルワーカー 銘苅 克徳(めかる かつのり)
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