当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

当院は九州厚生局長に下記の届出をおこなっております。

  1. 入院時食事療養費(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に係る届出をおこなっております。
    当院は入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っております。療養のための食事は、管理栄養士の管理の下に適時(朝食 午前8時、昼食 午後0時、夕食 午後6時)適温で提供しております。
    また、あらかじめ定められた日に、患者さんに対して提示する複数のメニューから、お好みの食事を選択できる「選択メニュー」を実施しております。
  2. 基本診療料の施設基準等に係る届出
    施設基準一覧」をご参照ください。
  3. 特掲診療料の施設基準等に係る届出
    施設基準一覧」をご参照ください。
  4. 先進医療に係る届出
    先進医療に係る届出を行っておりません。

入院基本料について

当院は急性期一般入院料1を算定しており、(日勤、夜勤あわせて)入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置しております。
なお、病棟・時間帯・休日などで看護職員の配置が異なりますので、実際の看護配置につきましては、各病棟に詳細を掲示しておりますのでご参照ください。
また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。

DPC対象病院について

当院は入院医療費の算定に当たり、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定する「DPC対象病院」となっております。
※医療機関別係数1.5507(基礎係数1.0451+機能評価係数Ⅰ0.3946+機能評価係数Ⅱ0.0897+救急補正係数0.0213)

明細書発行体制について

医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しています。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しております。

明細書には、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、料金計算窓口にてその旨お申し出ください。

保険外負担に関する事項

保険外負担一覧」をご参照ください。

トリアージについて

救急外来では「トリアージ」を行っています。トリアージとは、診察前の問診で緊急度や重症度の判断をすることで、トリアージの結果で診察順が前後する可能性があります。受付した順番での診察とはならない場合がありますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。

外来腫瘍化学療法診療料1の施設基準に関する掲示

  1. 当院では患者さんからの電話等での緊急相談に24時間対応できるように、専任の医師、看護師、薬剤師が院内に常時1人以上配置されています。
  2. 急変時等の緊急時に患者さんが入院できる体制の確保を行っています。
  3. 当院で実施される化学療法のレジメン(医療内)の妥当性を評価して承認する委員会を定期的に開催しています。 

術後疼痛管理チームについて

麻酔科医・看護師・薬剤師・臨床工学技士で構成した術後疼痛管理チームによる痛み専門回診を行っています。当院で実施される化学療法のレジメン(医療内)の妥当性を評価して承認する委員会を定期的に開催しています。 

緩和ケア診療について

医師・看護師・栄養士・リハビリ・薬剤師・臨床心理士・MSWなどで構成する多職種チームが、病気による身体的な症状や精神的・社会的な不安など、多様な悩みを緩和し前向きに治療を続けていくための支援(回診)を行っています。 

医療情報取得・システム基盤整備体制について

オンライン資格確認を行う体制を有しています。受診患者に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。

医療DX推進体制整備について

医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認や電子処方箋のデータ等から取得する情報を活用して診療を行います。

入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化について

当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしております。

医薬品の安定供給に向けた取り組み

当院では、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。

一般名処方について

 一般名処方とは、特定の医薬品名を指定するのではなく、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いておりますが、一般処方を行うことで有効成分が同一であるお薬を選ぶことができ必要なお薬が提供しやすくなります。
なお、ご不明な点やご心配なことなどがありましたら主治医または薬剤師にご相談ください。

後発医薬品(ジェネリック)およびバイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進について

ハートライフ病院では、厚生労働省の後発医薬品・バイオ後続品の使用推進の方針に従い、患者さんの負担軽減や医療保険財政の改善を図るため、後発医薬品(ジェネリック医薬品)やバイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進に取り組んでおります。そのため、当院で処方する薬剤は後発医薬品・バイオ後続品になることがあります。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

なお、ご不明な点やご心配なことなどがありましたら主治医または薬剤師にご相談ください。

後発医薬品(ジェネリック)とは?

後発医薬品とは、特許期間が満了したあとに販売される、先発医薬品と同じ効能と効果をもつ医薬品のことです。先発医薬品よりも安価で同様の治療効果が期待できます。

バイオ後続品(バイオシミラー)とは?

バイオシミラーは、バイオ医薬品のジェネリック版に相当するもので、同等の効果・安全性が期待できます。