ハートライフ病院では、医療の質を示す臨床指標、Quality Indicator(QI)を公開しています。
※各項目にマウスを合わせるとデータラベルを表示することができます。
医療の質 一覧(2025年4月~2026年3月)
外来調査期間:2025年11月5日~11月7日(3日間)回答数:252件
当院の外来の「満足またはやや満足」の割合は90.7%と、全国平均値(80.5%)より高い状態を維持しています。昨年度と比較し0.7%増加しました。「母の時からお世話になっています。いつも一人一人のスタッフ、看護師医師の対応が温かく安心して受診出来ています。いつまでも温かい病院であって欲しいです。」、「先生に話を聞いてもらえることがとても安心します。感謝しています。」といったお褒めの言葉を頂戴しました。 その一方で 「診察までの待ち時間が長い。」や「診察の待ち時間が2時間と少し長かったです。」といった待ち時間に関するご指摘も頂戴しました。今後も頂いたご意見をもとに改善に努めます。
入院調査期間:2025年11月10日~11月15日(6日間)回答数:99件
当院の入院の「満足またはやや満足」の割合は92.5%と、全国平均値(88.9%)より高い状態を維持しています。昨年度と比較し、1.8%増加しました。
「食事について、味内容量どれも良いし特に管理栄養士さんによるいろんな説明のし方が気にいった。これからも栄養豊かな食事をおねがいいたします。」「病室の看護師の皆様には、明るく親切にご対応いただき、非常に安心しております。ありがとうございます。」といったお褒めのお言葉を頂いた一方、「トイレをもう1つ増やし、男性用女性用と分けて欲しいです。」、「病室が少し暗い」といったご指摘を頂戴しました。
患者さんが転倒・転落に至る原因は、療養環境(建物・部屋の構造など)によるものや、患者さんご本人の疾病・治療・手術の影響によるものなど、原因はさまざまです。このグラフはすべての入院患者さんのうち、転倒・転落に至ったインシデント・アクシデント報告件数の割合を原因の別なく示したものです。単位はパーミル(‰)で、「1,000人あたり何人いたか」を示す見方をします。
当院の「入院患者の転倒・転落発生率」は2.8‰(1,000人あたり2.80人)と、全国平均値(3.26‰:1,000人あたり3.26人)より低かったものの、昨年度の2.49‰より3.10‰増加しました。
一方で、下記のグラフは、転倒・転落した入院患者のうち、転倒・転落が原因で何らかの治療が必要となる「損傷レベル2以上」として報告が上がった件数を、同じく1,000人あたり何人いたか、という割合で示したものです。
当院の損傷レベル2以上の転倒・転落発生率は0.58‰(1,000人あたり0.58人)で、全国平均値(0.94‰:1,000人あたり0.94人)より低いものの、昨年度の0.51‰より0.07‰増加しました。
数年前のからの推移を総合的に見ると、「転棟転落が微増傾向で、それに伴って損傷レベル2以上のインシデントも微増傾向にある」ことが示唆されていました。いま一度注意深く対策を推進していく必要があります。
そのため、当院では医療安全管理室を中心に、各部門にリンクナースを配置するなどして、2025年度も下記の活動に継続的に取り組んでいます。
① 自立患者、認知機能低下・せん妄など事象発生時の患者状態を安全管理室として分析しています。その上で、部署の判断と照合し、要因と対策の適性話し合っています。
② 発生時間、排泄に関連しているかなど患者行動を分析しています。分析から、事前のトイレ誘導など転倒防止策について検討する場を部署と設けています。
③ 看護部を中心に転倒、転落事象低減を目標に環境管理強化に取り組んでいます。
④ 高齢化に伴い、履物選択指導を継続しています。高齢化に伴い事象レベルが高くなる傾向もあり、継続して転倒転落防止における教育を行なっていきます。
今回、転倒・転落発生率が全国平均より低いのは、こういった取り組みの成果だと考えており、今後も取り組みを継続します。やや微増傾向になった要因を分析し、さらなる転倒・転落発生率の低減を目指します。
近年、脳卒中患者における急性期リハビリテーションの有効性が明らかになっています。脳梗塞では、急性期治療を行いつつ、できるだけ早期にリハビリを開始することで、ADL(日常生活動作・活動)機能の早期回復や低下抑制につながることがわかっています。
当院の「脳梗塞における入院後早期リハビリ実施患者の割合」は、94.1%で、全国平均値より高い状態を維持しています。