ここでは、内視鏡検査に関する、皆様から頂くご質問にお答えします。

Q.当日来院してすぐ検査はできるの?

A.事前に外来を受診して、予約が必要です。

検査に空きがある場合や、緊急を要する場合は、その日に検査が受けられる事もあります。

 

Q.検査はきついの?

A.個人差があります。
胃の検査は十分に鎮静剤(緊張がとれて、眠たくなる薬)を使用するのである程度楽にできます。
大腸検査は、腹部の手術をされた方、便秘症の方等は、挿入するのに時間がかかったり、痛みが強い場合があります。

 

Q.検査にかかる時間はどれくらい?

A.胃の検査は、5分前後で終了します。
楽に検査できるように鎮静剤(緊張をとる薬)を使用した場合は、1時間程、ベッドで休んでから帰ってもらいます。
大腸の検査は、まず午前中から1~2時間かけて下剤を飲み、午後から検査に入ります。便がきれいになった方から、順番に検査をします。
検査にかかる時間は、20分程度ですが、挿入までの時間に個人差があったり、ポリープを切除したりする場合は、1時間ぐらい時間を要することもあります。

(検査のために丸1日かかる事もありますので、当日は時間に余裕をもってお越し下さい。)

※自宅で下剤を飲む方法もありますので、予約時にお尋ね下さい。

 

Q.検査の結果はいつわかるの?

A.当日でわかりますが、組織を採取したり、ポリープを切除したときには最終的な結果がわかるまで数日かかります。

 

Q.前日はどんな食事を食べたらいいの?

A.検査の前日まで通常どおり食べてかまいません。
大腸検査の場合は、前日に消化の良い食事を摂ると、早目に腸の中がきれいになりやすいです。

消化の良いもの

例:お粥 うどん

白身魚・鶏肉(煮る・蒸す)

柔らかく煮た野菜 豆腐 バナナ

りんご プリン等

避けた方が良いもの

例:玄米飯  肉の脂身

脂肪の多い魚(いわし・さんま)

かたい豆

繊維の多い野菜(ごぼう・れんこん・にら・たけのこ等)

種入りの果物等

Q.カメラの消毒は大丈夫?

A.スタンダードプリコーション(標準予防策)を遵守して、内視鏡で使用した機器や器具類は感染事故を防止する為に洗浄・消毒を徹底しています。

口から胃カメラを通し、食道・胃・十二指腸まで観察します。

    • 内視鏡検査の適応

腹痛や吐き気、嘔吐などの症状がある場合の病気を調べます。無症状の場合の癌の早期発見・早期治療も行います。

  • 検査当日は、絶食です
  • 検査の方法
  1. 入れ歯のある方は、はずしていただきます。(持病のある方、 薬アレルギーのある方は、申し出て下さい)
  2. 上に向いた状態で喉の奥に麻酔ゼリーを含み、又はスプレーで 咽喉部の麻酔をします。