
日本でのダビンチを用いた手術は2012年に泌尿器科領域でスタートしました。その後、2018年から直腸がんに対して、2022年からは結腸がんに対してそれぞれ保険適応となりました。以後大腸がんに対するロボット支援下手術は全国的に普及し始めています。これまでのところ従来の腹腔鏡下手術と比較して、開腹手術へ移行する割合が低く、合併症の発生率も差がないと報告されています。ハートライフ病院では、2024年8月22日(木)に消化器外科で当院初の手術支援ロボット「Da Vinci Xi」を用いた腹腔鏡下手術「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」が実施されました。
大腸がんに対するダビンチ手術
術者は患者さんから離れたサージョンコンソールという操作台に向かって座り、高精細の3次元画像を見ながら手術操作を行います。手術に必要なのは、0.5~1.5センチほどの穴で最大6箇所。痛みが少なく、術後の合併症のリスクが低く、回復が早いのが特徴です。

対応可能な疾患
当センターでは以下の疾患に対してダビンチ手術を実施しています。
大腸がん(結腸がん、直腸がん)
大腸は食べ物の通り道である消化管の一つで、1.5~2mほどの長さがあり、大きく結腸と直腸に分けられます。主な働きは水分を吸収して便を作ることです。大腸の内側は粘膜に覆われていて、その粘膜の細胞が悪性化して増えたものが大腸がんになります。早期の大腸がんは粘膜の中にとどまっているのですが、次第に大腸の壁の中に深く入り込んでいき、さらにリンパの流れに乗って大腸の周りのリンパ節に広がったり、血液の流れに乗ってほかの臓器(肝臓や肺など)に飛んで行ったりすることがあります。
当院でのダビンチ手術をご希望される方へ

ハートライフ病院の受診には一部の例外を除き、原則として診療情報提供書(紹介状)が必要です。ご自身のかかりつけ医にご相談のうえ、診療情報提供書(紹介状)をご準備下さい。