ありんくりん Vol.1  「災害時の糖尿病治療」

災害時の糖尿病治療

ハートライフクリニック 院長 山本壽一

新型コロナ肺炎が沖縄でも患者さんが増えています。見えないウイルスなので予防も難しく災害と言えます。外出制限で普段通りの糖尿病治療が困難となった方が多いのではないでしょうか。しかし血糖値が高いほど免疫力が低下するため、コロナに打ち勝つには血糖を下げたいものです。
私からのアドバイス!どんな状況でも工夫することで改善できます!

  1. 自宅の掃除を徹底的にする。
  2. 居酒屋ではなくて家飲みにする。
  3. 模合を延期する。

良くなっているかは検査での確認が必要です。ハートライフクリニックでは皆様の安全を考えた取り組みをしています。どうか皆様も自己管理を見直されて、コロナウイルスに負けないような血糖コントロールを達成しましょう。

備えあれば憂い無し

ハートライフクリニック 糖尿病内科 小原 正也

4月よりハートライフクリニック 糖尿病内科の常勤医として大阪より参りました小原正也(おはらまさや)と申します。
沖縄でもコロナウィルスによる【災害】が猛威を振るっております。
そこで糖尿病協会で発行している『糖尿病患者さんの災害への備え』というサイトを紹介します。

薬不足で病状が重症化し、2次災害で救急車を呼んでもコロナのせいで入院できない。。。なんてことは無いように。これらの2次災害は予防が可能です!
自分にとって重要な薬を把握し、必ず薬は最低でも2週間分は余るようにゆとりを持って下さい。

新型コロナウイルスを知って”対策“

  1. ドアノブやスイッチなど接触するところの消毒をする。
  2. ペットボトル500mlの水にキャップ1杯の塩素系漂白剤を薄めて使用。仕上げに水拭きする。
  3. 3密を避ける。換気をする。十分な睡眠と栄養をとる。

コロナに負けるな!非常時の食事

感染防止に伴う外出自粛で普段通りの買い物が難しくなっています…。生鮮商品が不足して、簡単にパンや麺類で過ごしていませんか?今回のような『非常時』でも食事療法を継続できる方法を考えましょう!

パンや麺類などタンスか物に偏ると食後血糖は急上昇します

献立例

麦ごはん
卵焼き
乾物入り味噌汁
麦ごはん
ひじき入りチャンプルー
納豆
麦ごはん
鯖缶のトマト煮込み
糸こんにゃくの和え物
サラダ

特に不足しがちな副菜を常備しておくのがポイントです!

お家時間を使って運動療法

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため不要不急の外出自粛の今。
おうち時間を使って自宅で「運動療法」始めませんか?

在宅勤務の方必見!外出自粛で座りっぱなし?「腰痛予防ストレッチ」

外出自粛や在宅での勤務など、おうちで椅子やソファーに座りっぱなしだと、腰まわりの筋肉が固くなります。また、背中が丸まった姿勢で長時間座ることにより、背筋の活動量が増え腰にかかる負担は更に大きくなります。そこで♪ストレッチで腰痛予防しましょう。

新型コロナウイルスの「3つの顔」~こころのウイルス対策~

今のように日常とは違う生活が続くと、こころも疲れてきます。
身体だけでなく、こころもウイルスから守りましょう!

  1. 規則正しい生活をする(ちゃんと寝る!)
  2. TVなどのウイルス関係の情報を見る時間を決めて、1日1~2回にする
  3. 趣味や習慣などいつもと同じペースを保つ
  4. 親しい人と交流(ゆんたく)をする(電話など)

参考:http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html