尿路結石に対する体外衝撃波結石破砕(ESWL)による治療について

尿路結石とは

uro_test img_auto尿路結石とは尿の通り道にできる結石の事で、結石のある場所によって「上部尿路結石」と「下部尿路結石」に分けられ、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石などと呼ばれています。多くの場合、激しい痛みを伴い、女性よりも男性に多くみられる病気です。

体外衝撃波結石破砕(ESWL)による治療について

ESWLは画期的な尿路結石治療法として1980年代に登場し、瞬く間に世界中に広がりました。それ以前は、自然排石できない場合開腹手術により結石を除去していましたが、ESWL登場後手術はほとんどなくなりました。“切らずに治せる”革命的な治療法なのです。
uro_test 2実際の治療法ですが、座薬などの痛み止めの後、台の上に仰向けになります。そして背中に衝撃波発生装置を接触させます。ちょうどバレーボールでも押し付けるような感じです。以前は、バスタブにつかる機械もありましたが、今はドライタイプが中心です。約1時間で3000発の衝撃波を発射しますが、イメージとしては、虫めがねで太陽光線を1点に集め紙が燃やせるような感じです。
衝撃波を体の外から体内の結石に音響レンズで収束させると、焦点で強いエネルギーが発生し石を破壊することができるのです。衝撃波は、やわらかい組織は通過し、石のような硬いものを破壊するのです。石の大きさにもよりますが、1回から数回の治療を必要とする場合もあります。
合併症としては、疼痛や血尿がありますが、疼痛はほとんどの場合坐薬で対処可能です。血尿は2、3回で改善します。また、当院の特徴として、初回治療時1日入院とし2回目以降は外来治療で行っております。日常生活に支障の少ない治療計画としております。