インフルエンザにうつらないうつさない ために

インフルエンザにうつらないうつさないために

例年であれば 11 月から 12 月頃にインフルエンザは流行し始めますが、今年、沖縄県で はまだ暑さが残る 9 月半ば頃から注意報レベルを大きく上回る患者数が報告されしました。 ご自身や身近な方がインフルエンザにかかってしまったという方もいるのではないでしょう か。そこで改めて、ご自身やご家族、学校や職場などでインフルエンザに「うつらない」、 人へ「うつさない」ための効果的な予防方法を確認し実践していきましょう。

そもそもインフルエンザとは

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。インフルエンザウイルスに感染した場合、約1~3日の潜伏期間(感染しているが症状のない期間)の後、突然の38℃以上の「高熱」や頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の「全身症状」が急速に現れ発症します。やや遅れて、せきやのどの痛み、鼻水などの呼吸器症状が現れ、腰痛や吐き気などの消化器症状を訴えることもあります。通常は10日前後で症状が落ち着き治癒します。しかし、まれにお子さまでは急性脳症、ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど重症になることもあります。

インフルエンザと風邪の違い

感染経路は?~飛沫感染と接触感染~

感染経路には飛沫感染と接触感染の2種類があります。飛沫感染は感染した人がせきをすることで、飛んだ飛沫に含まれるウイルスを別の人が口や鼻から吸い込んでしまい、ウイルスが体内に入り込むことです。この際の飛沫は1~2m先まで飛んでいきます。また、感染した人がせきを手で押さえた後や、鼻水を手でぬぐった後に、ドアノブや電源などのスイッチなどに触れると、その触れた場所にウイルスを含んだ飛沫が付着することがあります。その場所に別の人が手で触れ、さらにその手で鼻、口に再び触れることにより、粘膜などを通じてウイルスが体内に入り感染します。これを接触感染といいます。

「うつらないため」の4箇条

正しい手洗いを実施しましょう

手洗いは手指に付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず感染予防の基本です。手洗い以外にも、アルコールを含んだ消毒液で手を消毒するのも効果的です。外出からの帰宅時などにしっかり手洗いを行いましょう。

ワクチンを接種しましょう

予防接種は発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防いでくれます。ただしワクチンの効果が持続する期間は一般的には5ヶ月ほどです。また、流行するウイルスの型も変わるので、毎年接種することが望まれます。インフルエンザ流行のピークに合わせ、11月~12月初め頃までにはワクチン接種を行いましょう。

インフルエンザ流行期のすごし方

インフルエンザ流行期には不要不急の外出を控え、特に人ごみに行かないよう心がけましょう。インフルエンザを発症していても症状の弱い人などもいます。しかしそのような人からもインフルエンザがうつる可能性は十分にあります。流行期には、このような人も多く存在する人ごみは避ける方がいいでしょう。

しっかり体調を整える

普段からの体調管理も重要です。しっかり食事をし、休息や睡眠を十分にとり、抵抗力を維持、高めておくこともインフルエンザ発症を防ぐことにつながります。

正しい手洗い

「うつさないため」の3箇条

せきエチケットを行いましょう

せきエチケットとは、「せきやくしゃみの際のしぶき(飛沫)には病原体が含まれているかもしれないので、気をつけましょう」ということです。インフルエンザに限らず、せきやくしゃみでうつってしまう感染症が周囲の人に広がるのを防ぐためには重要な予防策です。
●せき、くしゃみをするときは他の人から顔をそらしましょう。
●せき、くしゃみが出ている間はマスクを着用しましょう。
●マスクがない場合、ティッシュやハンカチでせき、くしゃみの際の口と鼻を覆いましょう。ティッシュやハンカチがない場合は、肘の内側やジャケットの内側で口と鼻を隠しましょう。

正しくマスクを着用しましょう

せきエチケットにおけるマスクの着用ですが、その着用方法しだいでは効果を十分に発揮しないこともあります。マスクは顔の形にあったサイズや形状を選び、口元をふさぐだけでなくしっかり鼻まで覆い隠して下さい。せき、くしゃみの際には鼻からも飛沫が出ていきますので、しっかり鼻まで覆う必要があります。

外出を控えましょう

十分な休養のためにも外出は控えましょう。外出が必要な場合はしっかりせきエチケットを守りましょう。

正しいマスクの付け方