わが国ではがん死亡が、1981年以降死亡原因の第一位となり、死亡数は現在なお増加しております。人口動態統計と国勢調査人口に基づいた調査によると、全がんの死亡数は男性、女性、男女計ともに増加し、2020年には男性で303,000人、女性で171,000人、男女計で474,000人と予測されています。
2020年に死亡数が多くなると推計されるのは、男性で肺がん、肝がん、胃がん、結腸がん、前立腺がんなどであり、女性では肺がん、結腸がん、肝がん、膵がん、胆道がん、胃がんなどとされております。
これに対して、国は各地にがん拠点病院を設置し、対策を急いでいるところであります。
当院でも以前より、県のがん登録事業に対して、強く協力しており、現在も特に力を入れているところです。がん治療に対して当院ではすでに、内科医および外科医、薬剤師、看護師、栄養士等からなる栄養サポートチームを、また心療内科医、外科医、麻酔科医、臨床心理士、薬剤師、看護師等からなる緩和ケアチームを立ち上げ、研究と経験を積んで参りました。これにより、がんの患者様、御家族の皆様にいくらかでも安心を提供できたものと自負しております。
しかしながら、がんに対する取り組みとして、まだまだ力不足であると考えておりました。そこで、セカンドオピニオン等に対する取り組みも含め、がんを初めとする悪性腫瘍でお悩みの患者様、御家族の皆様への相談窓口として、悪性腫瘍相談支援センターが開設されました。
悪性腫瘍に関することは何でも御相談いただいてかまいません。皆様方は、恥ずかしがったり、遠慮したりする必要は全くありません。御自身の事、御家族の事、お知り合いの事等何でも結構です。
※ご本人以外の方がご相談の際は、委任状が必要です。
相談場所:本館1階 患者相談窓口内
受付時間:月~金 9:00~17:00
電話(098)895-3255(内線8118・8195)